マージンコールは警告サイン
証券会社からの警告連絡の事で、「損失がおおきくなってますよ?大丈夫ですか?」というお知らせです。もちろんこの時点であなたは損切りする選択も証拠金を増やすという選択もできます。しかし、理由は何にせよそのまま放置すると強制ロスカットされてしまいます。これはあなたの意思には関係なく、証券会社から「もうやめとけ、頭を冷やして負けを認めて下さい」というメッセージであり、投資家の方のテンションとお金を奪っていきます。負けが完全に確定したことになります。
株価や通貨レートは上がったり下がったりするので、今損失が出ていても、明日になれば状況が一変して利益になることもあります。マージンコールが発生した時にとるべき対応は追加入金するか、現在のポジションを軽くして証拠金に余裕を持たせるかです。
こちらを無視して損失が膨らむと、保有ポジションを全て解消される先に述べたロスカットをされることとなります。
常に投資においてはリスクを考え最適な行動を
ただ、相場を眺めて祈っているようではいつまでも勝てるトレーダーになれません。お使いの証券会社のルールに多少の違いはあれど、基本的には同じ方向性です。特に投資家のリスクを減らすために、このマージンコールやロスカットのルールは厳しくなってきています。
※国内の証券会社の口座であれば細かく投資家の方でルールを設定できる業者さんがほとんどです。しっかり確認しておきましょう。
FXは国内でもレバリッジ25倍までかけられ大きな利益を手にできると同時にリスクも高くなっています。株式取引と違い、FXではストップ安がありません。つまりどこまでも通貨レートは変動するということです。
そのためにあなたの資産を守るための手段としてこの制度があるわけです。
理想はもちろんこのような状態におちいらないように利益を出し勝ち続けることですが、そのためにも常に資金管理をしながら安全な投資ライフを目指していきましょう。