FXドル円相場 先週のおさらい 初心者泣かせの相場でした

2015年2月9日ー13日のドル円相場個人的な反省

2015年2月9日ー13日のドル円相場は非常に初心者泣かせの相場でした。そもそも前週までは118円を天井に上値の重い展開だったことや欧州中心に為替市場の不透明感が強く意識されていました。

2月7日の雇用統計後の値動きからレンジブレイクを果たした流れを受けての値動き。ある程度の反転を期待してSをつかんだ方も多かったと思います。

久しぶりの120円台までノンストップ

実際チャートも一時は118.500を割り込むような動きを見せ油断していたところに突如火柱があがり120円を突破。先に述べたように、ある程度の上値を重さを演出してきた2月前半のチャートから無慈悲に値を上げ続け、瞬間的に120.398までドルが買われました。多くの投資家の損切りラインを巻き込み、パニック買いとも言える勢いでドル円ではロンガーの大勝利との空気感も漂っていました。

写真 2015-02-14 20 34 04

その後、120円定着かと思われましたが120円への牽制ムードや発言も現れはじめました。

ややロンガーに不穏な空気が流れ始めた矢先に日銀関係者とされた人物の発言があったとの報道からドル円は一気に急落。120円から一気に1円以上の値を下げてあっという間に118円台おかえりなさいの展開に。さすがに値を119円まで戻したものの最終的には上げきれずに現在118.793とこれまた絶妙なわかりにくい位置に。

ちなみにこの間、FOMCほどの大きな指標はなく、イレギュラーなタイミングで大きく値が動いたというのが僕の印象です。

突如ヒステリックに下げたドル円様

特に120円からの怒涛の下げの瞬間は夕方のことで仕事の打ち合わせ中に妻からの連絡で知りましたw

前の記事に書きましたが、僕自身は118円台で捕まってしまっていたのでそこで微益撤退が無事できましたが、正直言うともう少しポジション解消には時間がかかると諦めていたので助かったとの印象でした。逆に120円ミドルまで上がった時にはかなり含み損もありましたし、一部そこで損切りをしてしまっていたので下がった時の微益でも今週の一連の動きの中ではマイナスでした。あとは今週気になったのはウクライナ停戦合意観測→米独株史上最高値圏に入ったということ。若干報道露出も少なかったウクライナですが、突如ニュースになり始め為替チャートも過敏に反応したような印象を受けました。

助かったとはいえ損切りは重要

損切りは非常に重要なのは今後も変わりませんが、安定通貨であるドル円でのこの大きな動きは初心者泣かせの相場だったと改めて思います。

含み損を抱えたまま割と短期間で解消できたケースではありますが本来はこの値動きに素直に乗っていくことと、根拠のない数値をもとに考えると痛い目をみるのがここ最近の特徴なのかもしれませんね。