週末のポジション持ち越しは危険
2015年2月20日の現在は深夜3:45分頃です
ドル円チャートとユーロ円チャートはこんな様子です
特に今回はギリシャのEU脱退問題に揺れている状況ですのでユーロ円の値動きが目立つ流れです。
通信社の報道によって激しい乱高下
この記事を書いている今も、値動きは激しく、ここ数時間内で
- ギリシャが合意したらしい
- 脱退の可能性が高い
などと通信社の報道一つ一つにチャートは敏感に反応し、まさしくスキャルピング相場と言える1日です
ちょうど数分までにギリシャへの支援を6月に延長し、デフォルトは6月まで回避かという心理的な面からドル円は急激に買いが入りました。
ギリシャ協議が最悪の展開をひとまず回避し、米株価は上値を伸ばしはじめた動きがみられます。
こうなると当然巻き返しから買いが続くために、煮詰まっていた相場に出口が見えてきたと言えるかもしれません。
週末は今日のような日に限らず極力ポジションを閉じるべき
実際問題、土日の取引は基本行えませんし、利益があっても損失があっても結局は月曜日の窓を見てからの判断になります。
また今夜のような相場の最中は、感情や思惑に揺れますのでご自身の判断にミスが起こりやすいとも言えます。
さらにせっかくの土日を持ち越したポジションとにらめっこしがちで、精神衛生的にも悪そうですw
土日にでるニュースによって、月曜日の展開がガラッと変わってしまうこともあるかと思いますし、長期的な目線で完全放置という状態なら話は別ですが、今回のような市場に大きな影響を及ぼす出来事のある日を一旦の区切りと捉えて、ある程度の時間まで保有してしまった場合でも、できる限りノーポジで過ごしておくことが大事かと思います。
利益を抱えたままさらにその利益が伸びることもありますが、一度保有したポジションを整理して月曜日から改めて、また入り直すということでも結果の損益はあまり変わりません。また改めてチャートを見てみるとご自身のポジションを客観的にみることができたりもします。
落ち着いて安全なトレードを心がけていきましょう
皆様に爆益あれ!!