【FX】4.3発表だった雇用統計数値が悪すぎて、ナイアガラチャート発生!今後の展望などまとめ

4月3日米雇用統計数値が衝撃の悪さ+下方修正も

非農業部門雇用者数(NFP)が12.6万人→目を疑う数字でした。
(市場予想の数字は24.5万人)

 

4月3日の米雇用統計で非農業部門雇用者数が12.6万人増と予想の数値の半分以下の内容だったことで、当然、これに市場は敏感に反応しました。
ドル円チャートはご覧のありさまに。

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注目の平均時給は前月比で+0.3%、前年比で+2.1%と、予想よりは高めではありますが、インフレ期待を強めるほどの力強さは無し。 その他、製造業や建設、資源関連の雇用が冴えず、原油下落や海外経済、ドル高、そして、住宅市場の鈍化傾向が、3月の雇用情勢に影響してきているのかも

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利上げ前提のドル相場シナリオに不穏な空気も

またドル高によってアメリカ経済の悪化が鮮明になってきた場合に、考えておかなければいけない要素は利上げ実施の先送りです。 ここ最近の米株はドル高に影響を受けて調子が悪くなってきたとの声や愚痴も出始めていたなかでのこの雇用統計の数字の悪化は非常に手痛いと思われます。

ルー米財務長官のお言葉

「強い米ドル(strong dollar)政策」をまったく変更していない。」
「強いドルは米国にとって好ましい。他国と比較して堅調な米経済を反映している場合には、特に好ましいと言える」
ただし、「不公平な介入の結果、ドルが上昇しているのであれば全く別の話だ」と述べています。

これらの発言は雇用統計発表前の31日に出されたものです。
結局、アメリカ経済の強さ、経済の実態にあったドル高なら歓迎。そうじゃないなら利上げだってしないかもよって内容とも言えます。

 

利上げ期待後退させる内容でドル売り加速か

今回の雇用統計の結果でアメリカ利上げの慎重論・先送りの論調も復活してくるでしょう。この前のFOMCでは6月以降の利上げ開始の可能性はFRBから示唆されたものの、相変わらずの慎重姿勢は崩れていません。この週明けの東京市場、ロンドンがどう反応するか、そしてユーロ安に歯止めをかけるきっかけとなるかが注目です。

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3月と4月のドル円チャートは逆方向の展開に

過去10年間で、8年、つまり80%でこの法則が発生中です。 つまり3月に円高に振れると4月は円安に。 3月が円安傾向ならば4月は円高にといった具合です。 今年もこの法則にのって円安トレンドから短期的に円高トレンドへ変化するのか気になるところ。 山本議員の追加緩和示唆発言から雇用統計悪化の流れ また、日銀追加緩和の実施の立役者とされる自民党の発言によってドル円は乱高下、そこからの米指標悪化という流れの為に不安定な相場はまだ続きそうです。

リスク管理を十分に大きな利益にしていけたらと思います。