損切りが早すぎるのは負け戦の第一歩。見直すべき二つの心得

損切りが早すぎるのは負け戦の第一歩。見直すべき二つの心得

損切りが重要であることは、トレーダーならば誰もが知っていることですよね。投資において一番大切なことはリスク管理。相場で大失敗して退場してしまう投資家の多くはリスク管理ができていない事が原因です。100勝1敗でも場合によってはその一回のミスで取り返しの付かない大損をしてしまうケースもあるわけです。
株式相場でもFXでも投資でなかなか勝てないという方は改めてこの損切り部分を見直してみましょう

損切りタイミングや損切りの方法もいろいろなものがあります。

  • サポートライン・レジスタンスによる損切り
  • 損失金額による損切り
  • ファンダメンタル要素からの時間切れによる損失
    (会見終わりまでが勝負・指標前までが勝負等)
  • 高値安値による損切り

大体このような感じに分けられるんではないでしょうか。
この中からどれを使えば一番安全なのかはトレードや状況によって変わってきますが、実際、効果的なストップラインを見つけるのはなかなか難しい問題です。
今回の記事では損切りの大切さを再確認しつつ、損切りが早すぎないか?という点に注目してみます

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実際、含み損の数字が大きくなるとほとんどの投資家の方は頭を抱えます。
損失金額が増えていき、まるで「もうこのまま資産がすべてなくなってしまうのではないか?」という危機感に襲われます。
心理学的にも損失回避性(損失回避バイアス)によって人は利益よりも損失を恐れるという研究があります。
つまり、10万円の含み益と10万円の含み損は心理的に同額とは受け止められないという事です。
マイナスは早いうちに解消して、スッキリしたいなんて言葉も聞きます。
何度も言いますが早めの損切りは大事です。しかしながらそれを10回、20回と繰り返していけば当然資産は目減りしてしまいます。
負け意識が強くなり、ますます正常な判断もできなくなってしまいます。

一度の損切りに対して重要なのは
1.自分のエントリーポイントが間違っていたことを認識する事です。
2.損切り後もその銘柄・外貨通貨を観察しつづける事。

トレーダーである以上、損切りした原因・要因をその企業のせいにしたり、チャートの動きに対してイライラしても何の意味もありません。
ご自身が損切りしたポイントでエントリーして利益を獲得する投資家も大勢いるという事を再確認しましょう。
なぜそんな株価で保有したのかをきちんと思い返し、次回のトレードのエントリーに生かしましょう。

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そして、損切りしたからもうその銘柄は確認しないというある意味前向きな過去にとらわれない投資家の方。
これは特に女性に多いといわれています。嫌な過去を忘れるというのはある意味素敵な事ですが、投資の場合は危険です。
自分が損切りしたポイントから何日後かに上昇し株価が持ち直したとします。
このケースは実は非常に多く、「これならあの時損切りしなければよかった…」なんて声も多く見かけます。
この場合、エントリーポイントも間違えている上に、損切りポイントも誤っているといえますので二重にミスをしていることになります。

圧倒的な市場変化や大口の仕手筋による騙しでない限りは、チャートが一方的にどちらかに動くという事はなく、上下運動をしながらトレンドに沿って動きます。

繰り返し繰り返しのトレードで損切貧乏になってしまうくらいなら、そもそも保有しないという選択肢も非常に大事です。
休むも相場という格言がありますが、改めてご自身の投資における自己分析を強化してみてくださいね。