【初心者講座】株で儲けるために大事な基本的なこと。

今回の記事は投資家デビューを考えている方に向けて

チャート

 

何でもまずは初めてみないとわからない

アベノミクス以降に投資に興味を持ち、トレーダーになった方や、いざこれからデビューを考えている人も多いと思います。
そのような方々はもちろん勝利して稼ぐために、つまり株での儲けを目指して運用するわけですから、日々色々な手法や、四季報などに目を通しているかもしれません。逆に何にも一切頼らずに、全くの勘やヒラメキで運用していくんだという方もいるかと思います。投資テクニックには正解がなく、すべての方のやり方がそれぞれ正義であり、最終的には利益を上げられればなんでも良いのです。まずはその情熱と資金で市場に飛び込んでみましょう。

デモトレードは確認作業

僕の経験上ですが、デモトレードは役に立ちません。最低限のことを理解したら、即リアル市場を体験するべきです。なんというかリアル市場での緊張感、プレッシャーは大いに勝敗に影響します。しかし、デモトレードではそれを体感することはできません。また、最初からいきなり1億円くらいで運用できてしまうので、当然利益金額もすごいことになり、「もしかして自分って天才なんじゃないか…」と変な勘違いをしてしまう人もいるみたいです。大事なのは、自分の証券会社が提供するツールの使い心地を調べたり、ボタン配置やチャートの見方などを確認できればあとは実践あるのみというのが僕の意見です。

勝つために資金管理を徹底する。

さて、株式投資における表題の件ですが、まず投資用の資金管理。これは基本中の基本です。資金管理をしっかりとすることで、勝利への可能性は高くなっていきます。この点において、大事なのは余力資金以上のお金を勢いで投資に使わないこと。
例えば50万円が予算なら、15万円位の現物株を探しましょう。もちろん500万円なら150万円までの現物株を狙います。当然、150万円までの範囲の方が多くの銘柄を選ぶことが出来ますし、同じ銘柄のものでも多くの枚数、単元を保有出来ます。

銘柄選びはどうする?

さて、どうやって銘柄選びをするかなのですが、過去記事にも書きましたが、なるべく身近な親近感のある銘柄がオススメです。→コチラ
銘柄選びは難しい?実はそんな事ない。本当は長期保有して放置が一番いいのかも
銘柄選びに困ったら**関連銘柄を狙いましょう。今回はスマホゲーム関連銘柄のお話です
またかぶりつきの◯◯関連銘柄記事なんかも比較の参考にしていただければ幸いです。
もちろん四季報などに記載されているPER (株価収益率)などを参考に割安な銘柄を選ぶのもいいのですが、あまり最初から頭でっかちになる必要はないかと思います。また、テクニカル系の書籍などの指南も非常に有意義なのですが、必ずしも正しい手法というものは存在しません。むしろ例外的に大口資金筋から仕掛けられてしまう可能性もあり、その場合は大きな損失を抱えてしまう事になりかねません。だとしても銘柄は市場の中に山ほどあり、身近な銘柄と言っても中々決められないという意見をよく聞きます。
銘柄選びの際に、もう一つ重要視すべきなものは出来高の値
出来高があまりに少ない銘柄は取引量が少ないという事なので、良くも悪くも安定していて、あまり値動きに期待はもてません。つまり儲けるチャンスは少ないという事です。同時に、短期急騰していた銘柄から急激に出来高が減る場合は、その銘柄のお祭りが一つ終わりを告げたとも言えます。
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とにかく長期保有を目指す。

株トレードを始めたばかりの人は、デイトレやスキャルピングと言った短期でどんどん稼いでいくことをイメージしているかもしれません。ですが現実ではデイトレなどの短期取引ではどんどん損失確定して、気がつけば投資用の資金「タネ銭」を減らし、疲れただけで終わってしまうケースが多いです。また、チャートが下がっていても翌週にはまた株価のリバウンドを経て大した損失にならないということもよくありますので、なるべく腰を据えてゆったり眺めているくらいがいいのかもしれません。
また、ずっとパソコンに張り付くのも精神的にも体力的にも良くないので、保有銘柄を信じてほっとけるくらいの心意気も時に重要だったりします。その際に日々の経済ニュースだけは忘れずにチェックしましょう。

低位株やボロ株は経験を積んでから

低位株、ボロ株に手を出すのは最低一年ほど経ってからがおすすめです。かなりの値動きをするので、株取引に慣れてから挑むのがいいかと思います。