米朝会談どうなるのかわからず。
先週末に、トランプ氏側からキャンセルが書面で伝えられたらしい米朝会談。
週末にかけては北朝鮮側の焦りなのか、周りの目もくれず会談実現に向けて修正するなり姿勢を正すような報道が目立ちました。早くも2回目になる南北首脳会談が異例のスピードで行われたのも、そうとうトランプ氏のキャンセル報告にショックを受けたからと思われます。
その後、トランプ側もやっぱり会談実現してもいいかも的な含みをもたせて、まさに高度な外交というか情報戦、心理戦が繰り広げられていますね。見てる分には面白いのですが、日本はアジア地政学リスクに巻き込まれる当事者でもある為に、あまり楽観視してるわけにもいきません。
市場もこのトランプの一言一言に振り回される格好となっていて、個人的にはテクニカル的なものは一切役に立たないなという感想です。
円高歓迎なトランプ氏、友情と金儲けは別
実際に安倍首相とトランプ氏の連携というか相性はいいと思います。トップ同士が関係有効なのは大歓迎ですが、勘違いしてしまうと危険なのは友情がそのまま優遇お友達外交にはならないと言うこと。トランプ氏はそこまで甘くないですし、むしろ友情を盾にやや強引な戦略を打ってくる可能性もあります。
最近のニュースで
https://news.nifty.com/article/economy/industry/12136-033907/
日本車をターゲットに関税を強めるというニュースがでてきました。
安倍首相はあわてて誤解を解く、アメリカ雇用にも役立っているという説明をするなんて回答していました。
日本国内で車離れなんて言われているので輸出にも関税がかかるのは大きな懸念材料です。日本から米国へは180万台近くが輸出されているので、ダメージは大きいですよね。自動車メーカーはコストアップ、利益は圧迫されます。もしも輸入制限が発動された場合、日本は国内総生産(GDP)が5400億円減少するという試算も海外からは出ています。日経平均株価に重くのしかかってくるのは間違いありません。